人気潜伏アクションゲーム「メタルギアシリーズ」最新作!今作には、シリーズ初のゾンビが敵として登場!?シリーズお馴染みの「FOXエンジン」が今回も使用されているので、快適にゲームが楽しめます!2018年初頭に発売予定の期待の新作PCゲームです!
目次
まずはこの人気アクションゲームシリーズ最新作の公式トレーラーをどうぞ!
人気ネトゲ「メタルギア サヴァイブ」ゲーム概要
「メタルギア サヴァイヴ」は、コナミデジタルエンタテインメントが開発し、
2018初頭の発売が予定されているTPS(三人称視点)型アクション・シューティング・ゲームです。
「メタルギア」という名前を冠しているので、基本的にはメタルギアシリーズに位置付けられる作品となり、
2015年に発売されたシリーズ8作目の「メタルギアソリッドV:ファントムペイン」の次回作という事になりますが、
同シリーズの生みの親である小島秀夫氏が一切関わっていないという点でファンの物議を醸している作品です。
本作では「メタルギアソリッドV:ファントムペイン」と
「メタルギアソリッドV グラウンド・ゼロズ」の為に開発された「FOXエンジン」がそのまま採用されているので、
前作とほぼ同じプレイ環境が構築されている点がポイントですが、
ストーリーラインには明確な繋がりは無く、
「メタルギアソリッドV グラウンド・ゼロズ」の終盤で崩壊した
マザーベース付近に出現した「ワームホール」から「オルタネイト・ユニバース」と
表現される別次元に転移した一般戦闘員の戦いが描かれます。
「メタルギアソリッドV:ファントムペイン」にはシリーズ3作目に該当する
「メタルギア・オンライン」が同梱されていましたが、
本作の印象はむしろこちらに近く、基本的には戦闘行為そのものを
大々的にフィーチャーした作品になっていると言う事が出来るでしょう。
ただし一応メタルギアシリーズの代表的人物「スネーク」が居る世界から
転移してしまった戦闘員達が主人公なので、
元の世界に戻るというストーリー展開も十分に考えられます。
現時点ではゲームの全貌が明かされていないので定かではありませんが、
メタルギアシリーズの名前を冠する以上は、
ファンが喜ぶような何らかのサプライズを望みたいところです。
相手は「サイファー」ではなく何と「ゾンビ」!異質な世界観が特徴
「メタルギア サヴァイヴ」でプレイヤーが対峙する相手は「ゾンビ」です。
プレイヤーに気付くまではゆったりと行動し、不気味に徘徊する姿は
「メタルギアソリッドV:ファントムペイン」に登場した「傀儡兵」を連想させますが、
この新作PCゲームの相手は生身の人間ではない、という点に違いがあります。
事前に公開されているプレイ動画には羊などの小動物が登場するので、
本作に登場する舞台全てが死者に支配された世界という訳ではなさそうですが、
いずれにせよメタルギアシリーズ中で最も異質な世界です。
本作では要所要所にメタルギアシリーズの伝統でもある「ステルスプレイ」が要求され、
基本的にはゾンビに正面から戦いを挑む事は推奨されません。
シングルプレイとマルチプレイモードの2種類が実装されている「メタルギア サヴァイヴ」ですが、
この「ステルスプレイ」は両方のプレイモードで共通の基本スタイルとなります。
デモプレイ動画ではフルトン回収のように空中に風船で羊を吊るし、
それを見つけて群がってきたゾンビの集団にプレイヤーが
物陰から火炎瓶を投げつけて一気に殲滅する様子を見る事が出来ますが、
時には敵の目を欺いて奇襲を仕掛けるなどの「潜入プレイ要素」については、
メタルギアシリーズのスタイルを忠実に踏襲していると言えます。
マルチプレイモードには爽快感溢れるプレイスタイルが存在
「メタルギア サヴァイヴ」のマルチプレイモードには大きく分けて「潜入」と「防衛」という
2種類のプレイスタイルが存在します。
「潜入」では各プレイヤーが協力し合い、定められた地点を目指してゾンビを倒しながら進む事が目標となり、
「防衛」では目標地点に設置したベースキャンプを群がるゾンビの集団から守り抜く事になります。
ベースキャンプにゾンビの大群が侵入してくるまでには少し時間の猶予があるので、
プレイヤーはその僅かな時間でトラップやフェンスを設置し、
ゾンビの襲来に備える事が可能です。
ここでは地形や建造物の構造を事前に把握し、
どのような防御網が効果的なのかを判断する戦略性が求められるので、
ストラテジー型ゲームに強いプレイヤーには有利な場面となるでしょう。
一定時間が経過するとゾンビが四方から押し寄せてくるので、
プレイヤーは柵を乗り越えられないように迎撃したり、
トラップを発動させて大量の殲滅を狙う事が出来ます。
この場面だけは派手な銃撃戦を展開する事が可能になっているので、
「メタルギアソリッドV:ファントムペイン」には無かった爽快感が味わえます。
シングルプレイの全貌は明らかになっていないので不明ですが、
マルチプレイモードでの派手な銃撃戦は従来のメタルギアシリーズには無かった要素です。
ゾンビの襲来には「ウェーブ」と呼ばれる波があり、
回数が増えるとより強力な敵が押し寄せてくるようになります。
プレイヤーは息つく暇もなく前回のウェーブで破損してしまったフェンスなどを素早く修復し、
第2波や第3波に備えなくてはなりません。
また、同じ箇所に留まっていると別の箇所の防衛が疎かになってしまうので、
プレイ中は様々な方向に目を向けて置く必要があります。
ゾンビに押し入られると一気に形勢が不利になるので、
プレイ中は高い緊張感とスリルを味わう事が出来るでしょう。
グラフィック面は前作と同等。ただし新たな進化は・・
「メタルギア サヴァイヴ」の物理エンジンには「メタルギアソリッドV:ファントムペイン」と
「メタルギアソリッドV グラウンド・ゼロズ」の為に開発された「FOXエンジン」が
そのまま採用されたので、前作と同じようなDOF(被写界深度)が効いたプレイ画面で楽しむ事が出来ます。
前作の発売から3年が経過した現在でも「FOXエンジン」は
他の新作ゲームに引けを取らない高性能な描画を可能にするエンジンなので、
古いゲームに見える事は無いでしょう。
ただしテクスチャのきめ細かさや人物のアクション動作についてはほぼ前作を踏襲しているので、
ゲームエンジンを流用して新たなルールを設定した
スピンオフ的作品に見えてしまう可能性は否定できません。
前作「メタルギアソリッドV:ファントムペイン」と
「メタルギアソリッドV グラウンド・ゼロズ」を穴があくほど楽しんだユーザーの場合、
初見でまず感じるのは「既視感」だと思います。
ゲームシステムでは一定の差別を図って新機軸を打ち出した「メタルギア サヴァイヴ」ですが、
ヘビーユーザーの鋭い視点にどれだけ耐えられる作品になるのかが少々気がかりです。
「メタルギア サヴァイヴ」はこんな人におすすめ新作ネトゲ!
YouTubeに上がった予告動画に対して圧倒的な不支持が付いてしまった事で有名な「メタルギア サヴァイヴ」は、
並々ならぬ思い入れを持つメタルギアシリーズのファンには受け入れるのが
難しい作品になっている感は否めません。
生みの親である小島秀夫氏もきっぱりと関係を否定しているので、
シリーズの一員として多くのファンに受け入れられるかについては疑問符が付きまといます。
従ってこの新作PCゲームをプレイするのに向いている人は、
メタルギアシリーズを過去の物として冷静に切り離して考える事が出来る人か、
協力プレイでゾンビを倒すTPSゲームが好きな人になると思います。
本作の舞台はスネークもオセロットもミラーもクワイエットも登場しない全く別次元の世界なので、
過去の既視感に囚われながらプレイすると色々な不満が出てきてしまうでしょう。
むしろ全く別のゲームだと考えてプレイした方が気楽に遊べる筈です。
生粋のメタルギアシリーズファンが本作に臨む唯一の希望は
シングルプレイのストーリー展開という事になりそうです。
これから徐々に明かされていく本作の概要を注意深く見守っていきましょう。