人気アクションゲーム「ロックマン1-6」が全て入った人気PCゲーム!3DSで発売されていましたが、今回PCゲームとして新登場!追加要素も、もちろんあります!当時プレイした大きなお子様も、初めてプレイするお子様も楽しめるおすすめPCゲームです!
まずはこのおすすめPCゲームの公式PVをご覧ください!
ロックマンクラシックコレクションについて
このPCゲームは、1987年カプコン社からファミリーコンピューター向けに発売された、
ロックマン1~6を一つのタイトルにまとめたものです。
クラシックコレクション自体は少し前にニンテンドー3DSで発売しておりましたが、
それにチャレンジモード(後述)のオンラインランキングと、
画面環境(後述)を変更できるなどの追加要素を加えております。
収録タイトルと追加要素
ロックマン1から6までのファミコンで発売された6作品と、
「チャレンジモード」という6作品のステージやボス戦等をアレンジして収録したモードと
「ミュージアムモード」という当時の広告や、設定資料、ラフなどの
ファン待望のモードが収録されております。
1~6については画面のちらつき、壁のすりぬけなどのバグを利用した
テクニックも残っている忠実移植なのでファミコン版をやり込んだ人には
嬉しい要素となっています。
各タイトル1つだけ途中セーブを残せるため、
「どうしてもこのステージが苦手!」
「クリアだけでもしたい、でもボスやステージが厳しすぎる!」
といった人にはこれを駆使することでほぼ確実にクリア出来るようになっています。
苦手なギミックの練習にももってこいなので最速クリアを目指している人の
練習ソフトとしてもいい仕上がりです。
特にロックマン1についてはセーブが出来ない仕様だったので、
これは1をクリアできなかったファンには嬉しい要素です。
(後に発売したPlayStation版では1~6までどれもセーブは可能なものの、
ファミコン版では2~6はパスワードを使用した保存方法だったので、
バックアップ機能によるセーブは出来ませんでした。)
チャレンジモードは50以上のアレンジステージがあり、
さらには他人のリプレイを鑑賞したりもできるのでプレイの参考にしたりアップロードすることで
自分の自信のあるプレイングを世界中に見せ付ける事も出来ます。
(ニンテンドー3DS版ではAmiiboと呼ばれるアイテムを使う事で
チャレンジステージを増やすこともできますが、他の機種では出来ません。)
ボスと連続でバトルをしたり、
いろいろなステージをくっつけてそれを攻略していったりと
バリエーションは豊富です。
クリアすると、タイムに応じて3種類のメダルから1つもらえます。
そのもらえるメダルによって、次々と新しいチャレンジが出来る
という仕組みになっています。
ミュージアムモードは各ステージBGMやボスの弱点、体力などの
ちょっとした攻略情報や一部を除くボス戦をここからチャレンジし、
練習する事も出来ます。
イラストなどは今ではレア物となっている資料集のものが収録されていたり
イラストの拡大なども出来るので、
ちょっと本では見づらいなと感じたものを見やすく、といったことも可能です。
画面環境
画面サイズを「オリジナル」「フル」「ワイド」の3種類から選ぶことができます。
今の時代は液晶テレビが主流であるため、
昔のブラウン管の「にじみ」が体験できないのですが、
こちらの機能を使う事でそれらを表現したりもできます。
このおすすめPCゲームのおすすめポイント
ファミコン版の壁すりぬけバグを使ったテクニックなどを利用する事ができたり、
苦手な場面をセーブ機能を使う事で克服できるため、
過去に挫折経験のあるステージを頑張って攻略する気になれるところです。
特に「ロックマン」の終盤ステージに出てくる「イエローデビル」というボスに
大苦戦するプレイヤーも多々いると思われますので、
こちらの機能が大変活躍すると思います。
作品によっては即死トラップも多々あるので、
それに苦しめられてまたステージの最初からとなりコントローラーを投げてしまう人も多々いると思いますが、
これによりストレスもかなり軽減されます。
チャレンジモードにおけるオンラインランキング上位プレイヤーの動きを見ると人間を超えてるような、
いわゆる「人力TAS」状態の動きを見る事が出来るので、
それを真似してやってみるのもまた面白いところです。
前述にある通り、画面サイズを変えたりにじみを表現できたりと
昔懐かしい雰囲気も再現出来たりしますので、
少し拘ってゲームを遊んだりしてみたいときに重宝します。
難点・改善点
おおまかに分けると「挙動」、「処理落ち」、「収録タイトル」になります。
◆挙動
ほとんどの要素を忠実に再現はしていますが、
ロックマン1のみ一部の挙動が2以降の仕様になってしまっているので、
ファミコンのように動けない事もあります。
あまり気にならないといえば気にならないけれど、
ファミコン版をやり込んでいる人からしたら違和感を覚えます。
◆処理落ち
ファミコンの移植なのでこちらまで移植されてしまっております。
妥当といえば妥当ではありますが、人によっては処理落ちが嫌という人もいますので、
別機種で発売している「ロックマン9」や「ロックマン10」に実装されている
オプションをこちらにも実装してほしいと言うプレイヤーも多少ながらおりました。
◆収録タイトル
ファミコン版6作品を収録しているのは嬉しい・・・のですが、
それより数年前に海外ではPlayStation2で1~8+αなので海外版PS2を
持っている人からしたらガッカリかもしれません。
それでも値段はSteamでは2500円なので大変こちらの方がお買い得ではあるのですが・・・。
ファンで海外版PS2まで持っている人はそうそういないとは思いますが、
やはりこれは気になる人は気になるところでした。
◆PlayStation版にあった「ナビゲーションモード」が収録されていない
PS版のロックマンでは、ナビゲーションモードという特定の箇所で
セレクトボタンを押すことでその場所のヒントを得られるものですが、
クラシックコレクションでは残念ながら追加はされていませんでした。
初心者には嬉しい機能であったものの仕方ないところです。
後は「ポケットステーション」というものを使った遊びも出来ませんが
こちらは同じような外部メディアが無いため再現は出来ない為止むを得ません。
総評
ロックマンシリーズ自体、2011年頃から相次いで開発中止になったタイトルが
多々あったり開発者が続々退社したりとあってシリーズの存続が危ぶまれたものの
何とか新作(コレクションパッケージではあるものの)が発売され、
出来も良い事から歓迎されているタイトルになっております。
2017年現在ではロックマンクラシックコレクション2
(こちらはロックマン7~10まで収録)が発売されていますので、
ロックマン復活か、という期待もあります。
ロックマンをヒントに作られたアクションゲームもいくつか他社より
リリースされていますが、初代のロックマンが一番いいという人が多いこともあります。
少々脱線してしまいましたが、アクションゲームとしては最高峰の面白さと歯ごたえ、
挫折を味わうことができると思います。
「ロックマン6作品」と、「チャレンジモード」、更にはレアな「設定資料集」を
収録しているため、値段の割にはかなりの大ボリュームのゲームとなっています。
これからロックマンを触ってみたい人、
昔ロックマンをやっていたが最近やってないという人でも楽しめる内容になっているため、
是非ともプレイをしてみて欲しいところです。
このPCゲームはsteamにて配信されています。
難易度も非常に高いが歯ごたえのあるゲームを楽しみたい人にはおすすめPCゲームです。