「東方Project」シリーズ第16作目は季節がカギ!?シリーズ最新作である本作では、謎の異常気象という「異変」を解決することが目的になります。スコアアタックなどが過去作に比べてシンプルに出来ているので、STGやシリーズの初心者にもおすすめできるPCゲームです!
目次
まずはこのPCゲームのプレイ動画をご覧ください!
紹介元:Pruns様
「東方天空璋 ~ Hidden Star in Four Seasons.」ってどんなPCゲーム?
ZUN氏が運営する個人サークル「上海アリス幻樂団」制作の弾幕シューティングゲーム
「東方Project」と言えば、弾幕系シューティングゲームで非常に有名です。
東方シリーズが人気となった理由として、やはり緊張感ある弾幕バトル、
魅力的なキャラクター、シリーズを通して非常に高いクオリティのBGMといった点が
多くのファンを生み出し、今もなお様々なシリーズが発表されております。
また、東方シリーズはZUN氏が二次創作に対して寛容な姿勢を取っているため、
条件さえ満たしていれば二次創作の販売や頒布を認めております。
そのため、二次創作として戦略シミュレーション、
格闘ゲームといった様々なゲームジャンル、
声優を起用してまでのアニメ化など、様々な形で支えられているシリーズでもあるのです。
今回紹介する「東方天空璋(とうほうてんくうしょう) ~ Hidden Star in Four Seasons.」は、
そんな「東方Project」の第16作目にあたるゲームとなっております。
あらすじと登場人物
東方シリーズの舞台である「幻想郷」で地球温暖化が原因ではない謎の異常気象が発生していました。
正体の判らない「異変」に、シリーズを通してお馴染みとなるキャラクター
「博麗 霊夢(はくれい れいむ)」「霧雨 魔理沙(きりさめ まりさ)」の2人、
そして今回は「チルノ」と「射命丸 文(しゃめいまる あや)」が解決に向かいます。
メインキャラクターの紹介!
*()の季節はそのキャラクターのメイン季節
博麗 霊夢(春)
「博麗 霊夢」は「博麗神社」という神社の巫女であり、
ほぼ全てのシリーズを通して主人公を務める東方シリーズの看板キャラクター。
幻想郷の妖怪まで惹き付ける不思議な雰囲気を持っているので、
彼女の元へは人間だけでなく妖怪までもが訪れている。
ただし、一度怪異が発生した時は容赦することはなく、
妖怪だろうと人間だろうと神様だろうと容赦なく退治するスタンスを取る。
能力は「空を飛ぶ程度の能力」であり、
東方シリーズでは全員が持っている能力なので珍しくないかもしれませんが、
博麗霊夢の持つスペルカードのひとつに「無敵となる」という効果をもつ
「夢想天生」というまさに最強の技があったりする。
後述する「霧雨 魔理沙」とはシリーズを通して長い関係であり、
様々な場面で一緒にいる事やイベントシーンから仲は悪くないらしい。
霧雨 魔理沙(冬)
「霧雨 魔理沙」は魔法の森に住む人間の魔法使いであり、
本当に魔法を使うだけの普通の人間。
口癖の「派手でなければ魔法じゃない。弾幕は火力だぜ」「弾幕はパワーだよ」は
東方シリーズにおいて有名なセリフであり、
多くの方に知られている台詞の1つでもあります。
東方シリーズでは「博麗 霊夢」に次いでシリーズ出演しており、
登場回数は霊夢に並ぶほどです。
能力は「魔法を使う程度の能力」であり、
破壊力は絶大で人間の魔法使いの中では最高の攻撃力を持っている。
特に”恋符「マスタースパーク」”と呼ばれる、
極太のレーザーを放つ技は「魔理沙と言えばこの必殺技」と言えるほど代表的な技となってます。
チルノ(夏)
「チルノ」は妖精の種族であり、初登場時は序盤のボスであったものの、
その後何度かシリーズに出演しており、
シリーズの「花映塚」では自機キャラとしても登場するなど登場率が高いキャラクターでもある。
なお、今作では7年ぶりの自機キャラ復帰であり、
シリーズにおいても久しぶりの登場です。
「喧嘩っ早くて熱い」という、氷を扱う妖精でありながらかなり反比例した性格をしており、
自称幻想郷最強と名乗っています。
序盤ボスということであまり強くないイメージが強いですが、
妖精の中では非常に強い部類であり、
特に好戦的な性格もあって妖精達のリーダー格でもあるほど。
能力は「冷気を操る程度の能力」であり、
小さい物体なら瞬間的に凍らせられたり、
自由な形を作ることができるほど器用に扱える。
そして、多くの東方ファンを驚かせた事として、
今作ではなんと「日焼け」しています。
こんがりと焼けた小麦色の肌のチルノの姿はシリーズファンならまず驚かれることでしょう。
射命丸 文(秋)
「射命丸 文」は天狗(鴉天狗)の種族であり、新聞記者として様々なネタを幻想郷で集め、
「文々。新聞(ぶんぶんまるしんぶん)」という個人新聞を発行しています。
実は幻想郷に鬼が存在していた頃から住み着く天狗であり、
年齢も1000歳を超えているが非常に若々しく、
他の長生きしている妖怪と違って活動的。
戦闘では手を抜いているので、
決して本気の力を見せびらかせようとはしませんが、
幻想郷で最高クラスの力を持った妖怪である事は間違いないでしょう。
能力は「風を操る程度の能力」であり、
何でも吹き飛ばす台風のような力をもった風、
岩を削るほどの竜巻のような風など、
自由自在な使い方が可能な能力。
「東方天空璋 ~ Hidden Star in Four Seasons.」のゲームシステムや遊び方について
季節を装備して戦う
「東方天空璋 ~ Hidden Star in Four Seasons.」では
従来の東方シリーズ同様に弾幕ゲームとなっており、
敵の放ってくる弾に当たらないように避けて敵を倒し、
各ステージの最後にいるボスを倒せばステージクリアとなります。
シリーズを通しての弾幕は健在となっておりますので、
画面を埋め尽くす弾幕をすり抜けてボスの元まで辿り着き、
プレイヤーのテクニックと精神力をかけたボスとのタイマン勝負は
シリーズを通しての伝統となっています。
また、今作では季節を装備して戦うことが可能であり、
キャラクターごとにメイン季節が設定されていて、
季節に因んだショットとスペルカードを使うことができますが、
キャラクターのメイン季節の変更はできません。
サブ季節と季節開放
サブ季節はメイン季節を補佐する装備であり、
キャラクターごとに設定がされていて変更できないメイン季節に変わって、
キャラクターの後ろ側にミニオプションとして配置されて、
季節に因んだショットを撃つことができます。
最大で6つまで装備することができ、
「敵を早く倒す」「敵弾が当たるスレスレでかすらせる」「スペルカード」「季節開放で敵弾を消す」
などで出現する季節オブジェから入手できます。
また、サブオプションが1つ以上ある状態で「季節開放」を行う事ができます。
これはスペルカードのように一定の範囲で敵弾を消すことができますので、
得点アイテムや季節アイテムを大量に獲得することも可能です。
ゲームの始め方とゲーム仕様について
これまでの東方作品と違って、「東方天空璋 ~ Hidden Star in Four Seasons.」は
PCゲームダウンロード販売サイトのsteamにて購入ができるようになっています
(シリーズ初のSteam販売でもある)。
ゲーム内の言語は日本語のみとなっているので、字幕やインターフェイスは全て日本語です。
なお、東方天空璋のプレイ動画の生放送やアップロードについては、
原則として「Stage6をクリアした後に表示されるエンディングを掲載すること」
「Music Roomで音楽を再生する動画の掲載」だけは禁止となっています。
また、東方シリーズは長く続くシリーズでありますので、
今作をプレイする場合もこれまでの東方シリーズを遊んでいないと
登場人物の関係などで分からない点が出てくる可能性があります。
まとめ:STG初心者にもおすすめのシリーズ最新作!
「東方天空璋 ~ Hidden Star in Four Seasons.」は東方シリーズ初のsteam販売されるゲームです。
シリーズ恒例のクオリティの高い音楽や歯ごたえのある高難易度モードは健在であり、
東方シリーズのファンにとっては見逃せない作品と言えるでしょう。
過去作に比べてシンプルな仕上がりの本作はシリーズ入門にうってつけであり、
シリーズファンだけでなくシリーズ初心者にとってもおすすめのPCゲームです!