「鉄拳7」鉄拳シリーズ最新作!格ゲーながら熟成されたストーリーからシームレスに戦闘に移行するのは流石!

20年以上続くいわずと知れた格ゲーです!伝統的な対戦3Dアクションゲームとして目新しいものはそれほどありませんが、そこが鉄拳らしいとも言えるでしょう。美麗なグラフィックやKO時のスローモーション演出など、グラフィックにも定評のあるネトゲです!

まずはこちらのトレーラーをご覧ください(PS4版のものです)

鉄拳シリーズ第7作目、鉄拳7

BANDAIナムコゲームスの看板タイトルの1つである

「鉄拳7」は2015年2月に発売開始となりました。

2016年の7月からはバージョンアップ版の『鉄拳7 FATED RETRIBUTION』が稼働開始し、

3D対戦型格闘ゲームで最も有名であるであろう鉄拳ですが、バージョンアップ版では、

カプコンの、同じく2D格闘ゲームの代名詞である『ストリートファイター』から、

「豪鬼」がプレイアブルキャラクターとして参戦するなど盛り上がりを見せています。

今作では前作の『鉄拳6』で採用されていた「レイジシステム」も引き続き採用されており、

新たなバトルシステムとして「レイジドライブ」などが採用され、

遊び方にさらなる深みが出せる仕様になっています。

鉄拳7の主なバトルシステム


戦い方は基本的に従来の鉄拳シリーズを踏襲
していますが、

従来のシステムに加え、今作にしかないシステム「レイジドライブ」を組み合わせることで、

来の戦い方より幅広い戦略を組み込めるようになっています。

バトルの基本は以下の通りです

レイジアーツ
相手からダーメジを受け、体力が一定以下になると、

体力ケージが赤く点滅し始めます。

その状態になると「レイジ状態」となるので、

レイジアーツが発動できるようになります。

レイジアーツの発動は初段の1発目がヒットすると

キャラごとの固有モーションが入り、連続技がヒットし、

通常技よりも大きなダメージを与えることができます。

レイジアーツ中は相手の攻撃(レイジアーツ以外)は全て受け止められる状態になり、

レイジアーツ発動後、1発目の攻撃が相手にあたるまでに受けたダメージ量によって、

相手に与えるダメージも増える仕様になっています。

しかし、レイジアーツは1ラウンド中に1回しか使用できないため、

逆転のチャンスを狙って確実にヒットさせましょう。

レイジドライブ

バージョンアップ版の『鉄拳7FATED RETRIBUTION』から追加されたシステムです。

レイジアーツ同様、「レイジ状態」になることで発動できます。

レイジアーツとは違い、相手の攻撃を受け止めることはできませんが、

キャラ固有の必殺技の一部が強化され、

コンボによってはレイジアーツを上回る強烈なダメージを与えることができます。

発動後はレイジアーツ同様に「レイジ状態」が解除されるので、

1ラウンド中に1回しか使用することはできません。

パワークラッシュ

ダメージは受けますが、

相手キャラの上・中段攻撃を受け止めながら攻撃することができます。

しかし、下段攻撃、投げ、ガード不能攻撃は受け止めることができないので、

相手の動きを観察しながら使う必要がある技です。

スクリュー

『鉄拳6』、『鉄拳タッグトーナメント2』のバウンドに代わる新たなシステムです。

空中にいる相手に特定の技を当てて繰り出す技で、相手を地面に叩き付けます。

そこからの追撃はできますが、誘発が可能なのはコンボ中に1回のみとなっています。

以上のシステムを踏まえた上での対戦になるのですが、

3Dということがゲームの奥深さを演出しているのは今作も同様です。

ストーリーとキャラ数


ストーリーはこれまでのシリーズと同様「三島財閥」を主軸としたストーリーになっています。

全世界に宣戦布告した三島財閥と、反三島財閥であるG社との抗争がはじまる中、

三島財閥の頭首である風間仁が行方不明となります。

頭首不在の中、G社が優勢な状況になります。

その時、三島財閥初代頭首である三島平八が姿を現し、

戦況は一気にリセットされます。

それと同時に平八はThe King of Iron Fist Tournamentの開催を宣言し、

その中でG社の頭首であり、自身の息子である三島一八を倒すことを目論みます。

展開としては鉄拳6と似た様なところがあり、

三島財閥とG社との争い、いわば「親子喧嘩」ですね。

キャラ数は『鉄拳7』で27キャラクター。

バージョンアップ版の『鉄拳FATED RETRIBUTION』で、現在37キャラクターです。

公式の発表ではさらなるキャラの追加が宣言されており、

前作鉄拳6の44キャラという数字に近づくことが予想されます。

鉄拳7の総評


鉄拳7を購入すのであれば、間違いなくバージョンアップ版を購入することをオススメします。

鉄拳は3Dということもあり、戦略によってプレイヤーの戦い方に個性がでるので、

見ている方も楽しめる内容になっています。

また、グラフィックは格闘ゲームの中でもトップレベルのクオリティで、

ただ戦うだけでなく、その美しさにも定評があります。

そして、追撃技やコンボなどは直感的に繰り出すことができるので、

初心者でも楽しめる内容になっています。

特に目新しいシステムはありませんが、

それが逆に鉄拳シリーズが人気の理由だと思います。

カプコンの豪鬼が参戦するなど、

格闘ゲームの歴史を生き抜いてきた二大勢力のコラボレーションから、

今後の展開も期待したいところです。