「フェイト」シリーズのキャラを操作して豪華な必殺技を決めろ!爽快感抜群のアクションゲーム!キャラごとに異なるスキルや属性攻撃を駆使し敵拠点を占拠しよう!ビジュアルノベルさながらの文章量のストーリーで物語を存分に堪能できる!「好きなフェイトキャラで思い切り暴れたい!」方におすすめPCゲームです!
目次
まずはこちらの公式PVをご覧くださいにゃ!
『Fate』シリーズのアクションゲーム!
『Fate/EXTELLA』は多メディアへ展開している『Fate』シリーズのキャラクター達が
入り乱れて活躍するアクションゲームです。
といっても台詞量は多く、ビジュアルノベルとしても楽しむことができるでしょう。
アクションの内容は1対多のいわゆる『無双』シリーズのような形となっており、
大量の敵を一気に屠る爽快感の強い作品に仕上がっています。
「TYPE-MOON」を代表するシリーズ!
『Fate/EXTELLA』は有限会社ノーツによるゲームブランド「TYPE-MOON」
における看板となるシリーズです。
「TYPE-MOON」は元々1999年に結成された同人サークルで、
2000年に同人界隈では異例の大ヒットを記録したビジュアルノベル『月姫』を開発しています。
この成功を受けて、同人サークル『渡辺製作所』と協力して
2003年に開発した『月姫』と世界設定を共通にもつ対戦格闘ゲーム
『MELTY BLOOD』も物凄いヒット作品となりました。
それから2003年になると有限会社ノーツが設立され、
商業のゲームメーカーとして「TYPE-MOON」は活動をすることになります。
そして2004年に発売したビジュアルノベル『Fate/Stay night』が生まれ、
やがてシリーズとして様々な展開を見せることになりました。
『Fate』シリーズはゲームとしての続編やスピンオフはもちろん、
漫画化されアニメ化され小説化もされ
キャラクターのフィギュアも出されと凄まじいメディア展開を繰り広げている状況です。
近年ではスマートフォン用ゲーム『Fate/Grand Order』が通称『FGO』と呼ばれ大ヒットを記録し、
それまで『Fate』の世界を知らなかった人々をも巻き込むようになりました。
そんな「TYPE-MOON」が主にキャラクターを中心とするゲームを開発してきた「マーベラス」と
共同で開発したのが本作『Fate/EXTELLA』となります。
あらすじ:月の世界で繰り広げられる争い!
月の内部にその存在を確認されたムーンセル・オートマトンという霊子コンピューター。
人間とは異なる知的生命体によって作られたと思われるこのコンピューターの性能を活用すれば
理想の世界を構築することも可能とのこと。
その使用権を巡り「霊子虚構世界SE.RA.PH」では聖杯戦争と呼ばれる争いが行われてきました。
その戦を勝ち残ったのがプレイヤーであるマスターとその従者ネロ。
王の証である指輪「レガリア」を授けられた2人は月の世界の開闢(かいびゃく)を始めようとしますが、
そこへもう1人のマスターとレガリアの所有者「玉藻の前」が立ちはだかり
再度争いが繰り広げられることになります。
そんな最中、第3の陣営である「アルテラ」が姿を現しネロと玉藻の前は追い詰められていくのでした。
というのが本作のストーリーなのですが、
独自の世界観によるタームが多くパッと見ただけでは分かり難いかもしれません。
ですが読めば読むほどこの独特な世界観にハマりこんでしまうはずです。
奈須きのこ氏による魅力的な文体!
「TYPE-MOON」の作品はシナリオライターである奈須きのこ氏の文体に特徴があります。
散文的で体言止めが多く用いられ、比喩や暗喩に満ちており『月姫』以来この文体は変わりません。
ともすると揶揄されがちな文章構成なのですが、
ここに魅力を感じたらどんどん世界観にハマッていくでしょう。
実はこうした文体は特定の昔の詩人にも好まれているため、
ある意味伝統的な形だったりもするのですが
そこにフィクション性の高い物語が構築されていくことでよりその魅力が高まる形となっています。
本作はアクションゲームですがビジュアルノベルさながらの文章量となっているので、
同氏の文章に惹き込まれた方は存分に物語を堪能することができるでしょう。
またシナリオアシスタントとしてSF要素の強いビジュアルノベルの
シナリオを手がけてきた桜井光氏も参加している形です。
ジャンルを超えたキャラクターが出演!
本作に出演するキャラクターは様々な『Fate』シリーズに登場してきた人物で、
以下の作品から選出された形です。
◆Fate/Stay night
◆Fate/Zero
◆Fate/Grand Order
◆Fate/Apocryphe
◆Fate/Extra
総勢16名、様々な形でストーリーに絡んで登場してきます。
また彼らを操作してサブストーリーを楽しむこともできるのです。
キャラクターはそれぞれ3つの派閥に所属しており、
リーダーはそれぞれ「ネロ・クラウディウス」「玉藻の前」「アルテラ」というキャラクターになります。
中でも「アルテラ」は本作オリジナルのキャラクターなので要チェックです。
キャラを軸としたサブストーリーにも注目!
メインストーリーを進行することでサブストーリーを解放していくことができます。
サブストーリーとは各勢力に所属しているキャラクターを軸としたストーリーで、
メインストーリーよりも短いものとなっています。
自分のお気に入りのキャラクターがいる場合、
そのキャラクターを主人公とするサブストーリーはプレイしておきたいところといえるでしょう。
激しく賑やかな占拠戦!
アクションパートはTPS視点で敵勢力とセクターと呼ばれる拠点を奪い、
レジムマトリクスというポイントを15集め敵本体を倒せば勝ちとなります。
FPSでいうところの占拠戦にボス戦を加えた形と表現できるかもしれません。
戦場には雑魚敵「攻性プログラム」なる兵士が存在し、
近接攻撃や遠隔攻撃をしてくる者から大型の者まで様々な種類があります。
彼らを一定数倒すとより強い「アグレッサー」というユニットが現れるので
これを全て撃破すればレジムマトリクスを得ることができるという形です。
操作キャラクターは通常攻撃の他、様々な手段で敵に被害を与えることができます。
画面上のゲージを溜めてムーンクランチやムーンドライブを使用すれば特定のキャラクターは変身強化し、
他のキャラクターもステータスを強化することができるでしょう。
また強烈な攻撃のエクストラマニューバや属性攻撃に状態異常といった要素も存在しています。
さらにフィールド上に散らばっている宝具を3つ集めることで発動できる
「ファンタズムサーキット」は現在存在しているフィールド上の敵を全て一掃できるほど強力です。
色々な戦略を考えて攻略していきましょう。
また難易度は「Easy・Normal・Hard」のいずれかを設定できるので、
アクションが苦手な方は「Easy」でプレイしてみると良いでしょう。
世界観に魅力を感じる方におすすめな作品
『フェイトエクステラ』は『Fate』シリーズに登場するキャラクターが活躍する
TPS視点のアクションゲームです。
また奈須きのこ氏の文章もふんだんに盛り込まれているため
ビジュアルノベルとしても楽しむことができるでしょう。
特にシリーズのファンにとってはたまらない作品に仕上がっています。
月の世界での争いは一体どんな結末を迎えるのか、
じっくりと世界観やキャラクターの言動を味わいながら楽しめる作品です。
シリーズのファンはもちろん、文体やビジュアルにグッときた方はプレイしてみて下さい。
本作はsteamにて6,800円で発売中ですので是非手に取ってみてはいかがですか?
いかがだったかにゃ?
爽快なアクションも楽しめて一石二鳥だわ!