たどりついたのは食人族の島!?「The Forest」狂気に蝕まれた舞台でのサバイバルホラー!

食人族の島が舞台のサバイバルホラー!スプラッタ表現がかなりきつい本作は、人の死体ですら食べることが出来ます。また、サバイバル要素も面白く、ついついストーリーを忘れてしまうほど!サバイバルホラーが好きな方はもちろん、”人としてのタブー”というものに惹かれてしまうならおすすめのPCゲームです!

まずはこのPCゲームの公式トレーラーをチェック!

今回紹介するPCゲームは「The Forest」!食人族のいる島で攫われた息子を探すサバイバルホラーだニャ!
食人族ってこれはまた結構エグそうなゲームやな・・・。ウチあんまりスプラッタ耐性ないんやけど・・・
まあまあ、そんなに身構えなくていいニャ。
・・・信じるで?

ゲーム概要

スプラッタ要素も含んだホラーサバイバル

『The Forest』は1人称視点のサバイバルホラーゲームです。

スプラッタ要素も多分に含まれているため、プレイすると強烈な印象を受けることになるでしょう。

スプラッタ多めって言ってるけど!
大丈夫ニャ!

またサバイバル部分もしっかりと作りこまれているため

クラフトを駆使するサンドボックスゲームとしても楽しむことができます。

恐怖の島で命からがらの生活を続けていくなかで

より怖ろしい真実に辿り着けるかどうかはプレイヤー次第です。

steamにて2,050円で発売中の本作についてみていきましょう。

開発はカナダの「Endright Games」

本作はカナダで活動している「Endright Games」により開発されているタイトルです。

より正確にいうなら前身となる「SKS Games」から開発は続けられており、

当初は2013年内のリリースを目標としていました。

その後、開発が多少遅れてしまったのか2014年5月にsteamにて

早期アクセス版として発売されることになります。

そして4年後、2018年5月にようやく正式版がリリースされました。

かなりの年月をかけて作成された作品であり、プレイヤーからの評判も上々。

近年では開発ペースの速い作品も多数存在するようになりましたが、

しっかりと時間をかけただけあって洗練した作品に仕上がっています。

かけた時間がしっかりと完成度に反映されてるニャ。

ゲーム内容

墜落した先で待ち受ける運命

息子と思われる子どもと一緒に飛行機に乗っていたところ、

急に機体が激しく振動を起こしあえなく墜落してしまいます。

主人公が目を覚ますと全身を真っ赤に塗りたくった異様な人物が子どもをさらってしまいますが、

体を動かすことができないまま再度気絶してしまいます。

もう1度目を覚ましたとき、飛行機が真っ二つになっていることに気付くでしょう。

そしてなぜか乗客の姿は無く、女性乗務員の死体が転がっているのみ。

墜落したのは分かりますが、それならたくさんの死体があるはずです。

死体がない・・・食人族・・・あっ・・・

その辺りの事情は全く語られないまま、飛行機から外へ出ることになります。

自然豊かな島を探検

さしあたって主人公としては子どもを助けることが目標となるわけですが、

その痕跡も足跡も一切つかめません。

また主人公は人間ですから生きている以上、空腹になり喉も渇いてしまいます。

そのため子どもを捜すためにもまずは食料を探さなければなりません。

ひとまず食料は飛行機内を探索すれば見つかるはずです。

またいくつかの有用なアイテムも見つかるでしょう。

ではそこからどうすれば良いのか、やはり安定した食料と水分の供給を確保したいところです。

というわけで自然豊かな島を探検することになります。

グラフィックも結構綺麗で探索もかなり楽しいニャ!

島内にいるヤバイ部族

島を散策しているとほどなくして奇声を発する人たちと出合うはずです。

そう、彼らこそがこの島の住人。

なんか背中から手とか頭蓋骨生やした一目で分かるヤバいやつおるけど・・・

「何か手がかりを教えてくれんかな」などと考えて近づこうものなら即殴られるでしょう。

でしょうねぇ!!!

殴られ続ければもちろんあの世へと行くことになります。ですが会話は通じません。

となれば戦うか逃げるかしなければならないのです。

ですが逃げるといっても彼らの体力は旺盛ですし数も多いので、逃げ切ることは難しいでしょう。

そのためやはり戦わなければいけません。

できるだけ痛めつけたくない、と思っても彼らは力尽きるまで襲い掛かってくるので、

事切れるまで攻撃を加える必要があります。

様々なタブーを体験できる

人には色々なタブーが備わっていますが、中でも殺人は強いタブーです。

理不尽な目にあったり侮辱されてもなかなか殺人にいたる事はありません。

ですが本作の中では殺人はもとより、人体の解体も行う事ができるのです。

なんだったら人間の死体を焼いて肉を食べることだってできます。

oh・・・

また、彼らの死体を焼いて取り出した骨からは槍や矢を作る事ができ、

頭蓋骨と木の枝を組み合わせれば棍棒をクラフトすることも可能です。

「人体を解体して材料となるパーツを取り出し組み合わせて道具として使う」

というのは一般社会から見れば強烈過ぎるタブーといえるでしょう。

もし主人公が現実に存在したら世界一凶悪な人物の1人として取り上げられてもおかしくありません。

本作ではこうしたタブーを体験することができ、さらにそうした行為に慣れる事もできるのです。

ただゲームシステムに組み込むだけでこうも簡単にタブーを突破できてしまう、

というのはなかなか他の作品では味わえない体験となるはずです。

スプラッタがきついゲームはたくさんあるけど、死体にあれこれできるゲームは流石に珍しいニャ。
人としてやったあかん事ってあるからな・・・

拠点を拡大する楽しみ

部族の人たちはどんどん苛烈な攻撃を加えてくるようになります。

そうなると折角設置した家具なども破壊されてしまい生活はより困難になってしまうでしょう。

そのため自然とフェンスで拠点を囲いたくなるはずです。

またより良い小屋を作れば安全に休むことができるようになるでしょう。

フェンスと小屋を作ったら今度は土地の改善です。

食料をもっと貯蔵したり、畑を作れば生活は安定しますし、侵入を拒む罠を作れば安全性も増します。

サバイバル要素も結構充実してるんやな。
このゲームはサバイバル要素だけでもかなり楽しめるのニャ。

「うーんステキなマイホーム」と思えるようになったときにハッと1つの事に気付くかもしれません。

そう「息子助けんと…」と。

息子忘れんなや!!!

このように本作のサバイバル要素はついつい深みに嵌まるほど面白く、

単独の作品としても十分に楽しめるほどクオリティが高いといえます。

むしろ特にストーリーを進めずにどんどん生活を豊かにしていくというのも面白いはずです。

垣間見える闇を解いていこう

島内を探索していくと次第にストーリーの片鱗が明らかになっていきます。

一体この島では何が起きているのか、部族の彼らは何者なのか、

洞窟の奥に潜む怖ろしいクリーチャーの存在、

探索を続けて行くうちにそうした謎を少しずつ解くことができるはずです。

探索ではホラーないしスプラッタ要素を強く感じるでしょう。

奇声を上げながら襲い掛かってくる敵の恐ろしさは例えようもないほどです。

ですが最も怖ろしいのは謎の先に見えるものなのかもしれません。

いま見えてる部分はまだまだ氷山の一角やと。
結末にたどり着くころにはアリスちゃんも狂ってるかもしれないのニャ・・・
怖いこと言うなや!

まとめ:タブーや恐怖に塗れたのびのびサバイバル生活

『The Forest』は怖ろしい食人族の島で生き延びながら子どもを捜すサバイバルホラーゲームです。

サバイバル要素の充実ぶりは単独のゲームとしてみても良くできているため、

つい子どもの探索を忘れてハマッてしまうかもしれません。

知らないうちにタブーに塗れた恐ろしい生活をすることになるかもしれませんが、

ここに社会的な秩序は存在しないので問題ありません。

また敵の恐ろしさも強烈ですしストーリーも恐怖を煽るものに仕上がっています。

特に洞窟を探検する際には暗闇が恐怖を倍にしてくれるでしょう。

ホラー要素もサバイバル要素も充実した本作、ぜひプレイしてみて下さい。

『The Forest』はホラーゲーム好きやサバイバルゲーム好きにおすすめのPCゲームだニャ!
なに平然とまとめようとしてんねん!どこが大丈夫やねん!とんでもないレベルのスプラッタやんけ!
別にスプラッタがキツくないとは言ってないニャ。アリスちゃんの早とちりニャ。
適当なことぬかしよってからに!お前のこと食ってやるわ!
ニャ!?吾輩は別においしくないニャ!