誰もが憧れるフランス。鉄道で各地を回ってみたいけどもお金も時間もない・・・という人にオススメするのが「TGV Voyages Train Simulator」です!フランス地中海線を収録した今作は美しい田園風景や街並みをリアルなグラフィックで表現されており、鉄道ファンでなくても十二分に楽しめる作品となっています。観光するもよし、鉄道を眺めるもよしのおすすめシミュレーションゲームです!
目次
まずはこちらの公式動画をご覧ください!
TGV Voyages Train Simulatorとは
『TGV Voyages Train Simulator』は、
2016年6月に発売された3D鉄道運転シミュレーションゲームです。
フランスの高速列車TGVの新路線である
地中海線マルセイユ・サン・シャルル―アヴィニョン間の息をのむような美しい路線で、
TGVデュープレックスを運転する体験できます。
メインメニューから「アップグレード」を選択すれば、
TGV Voyages を引き継ぎつつ、
Train Simulatorのフルバージョンへアップグレードすることも可能です。
Train Simulatorシリーズとは
『Train Simulator』は、Microsoft Train Simulator、
それに引き続くエレクトニックアーツのRail Simulatorの後継作品で、
2009年に『RailWorks』の名で発売されました。
2010年発売の『RailWorks 2』にはサブタイトルに Train Simulatorが付けられ、
2013年以降はTrain Simulator 20XXのようにタイトルが付けられています。
プレイヤーは列車の運転士となり、さまざまな車両を運転できます。
初代『RailWorks』では、
イギリス、ドイツ、アメリカの計8つの路線、16種類の車両が収録されました。
プレイにはSteamが必要で、
Steamを通じて毎年無料でバージョンアップが可能ですので、買い直す必要はありません。
2017年3月には新世代の列車シミュレーション『Train Sim World』が発売されています。
TGVとは
TGVは、1981年に営業が開始されたフランス国鉄が運行する高速鉄道で、
日本の新幹線に相当し、世界の高速鉄道をリードする存在の一つです。
フランス語の超高速列車を意味する「Train à Grande Vitesse」の頭文字を取ったものです。
パリを起点にフランス国内主要都市間や
ベルギー、ルクセンブルク、ドイツ、スイス、
イタリア、オランダ、イギリス、スペインなどに接続しています。
最高時速は時速320キロで、パリ―ボルドー間を3時間、パリ―ニース間を5時間28分でつなぎます。
地中海線
地中海線の建設は1996年にローヌ―アルプ線の終点であるバランズより延伸して始まり、
アヴィニョン、エクサンプロヴァンスを経由し、マルセイユに到達しました。
2001年より営業が開始され、
25kV ACカテナリー式によって最高時速320キロのTGVデュープレックスが運行されており、
750キロを3時間で移動することを可能にしています。
これによりフランス南部への旅行時間は大きく短縮し、
国内航空路線より高速なため、旅行客の人気を集めています。
TGVデュープレックス
TGVデュープレックスは、1995年より製造されているTGVを象徴する車体です。
二階建てで編制定員は516人、
前世代のTGVシュド・エストが350人前後であったのと比べると、40パーセント増加しています。
車両編成は両端2両が動力車、中間8両が客車となっています。
客車は1等車3両、バー車1両、2等車4両から構成されています。
本ゲームでは運転席の視点以外にも、
列車の外から車体や風景を眺めたり、客席の視点に移ることも可能です。
4つの駅
地中海線には計4つの駅があります。
そのうちTGV専用駅は3つあり、それぞれ特徴ある駅の雰囲気を楽しむことができます。
バランズTGV駅は、在来線への接続がスピーディーで容易な駅となっています。
アヴィニョンTGV駅はアヴィニョン市街に直結していることで有名です。
エクサンプロヴァンスTGV駅は、バス路線と連結し、
マルセイユ北部やマルセイユ空港へアクセスすることが容易となっています。
終点はマルセイユ・サン・シャルル駅で、
風光明媚な保養地コートダジュールへのアクセス地となっています。
フランス南部は起伏のある地形となっているため、
地中海線は多くの急激な登り降り、トンネルや陸嬌があります。
トンネルは最長のもので8キロ以上にもなります。
まとめ
『TGV Voyages Train Simulator』は、鉄道ファンなら一度はプレイしておきたいおすすめシミュレーションゲームです。
特にフランス好きな方にとっては、フランス南部を旅行した気分で楽しめること間違いないでしょう。