荒廃した世界で人間とロボットが出会う物語。その結末は感涙必至!

泣きゲー量産期であるkeyがおくる名作ノベルゲーム!ドラマCDにアニメ化、劇場版が公開と様々なメディア展開をし、そのどれもが高評価されるなど、シナリオの素晴らしさは折り紙付き!泣きゲーをプレイしたいなら外せない1作のPCゲームです!

まずはこのおすすめPCゲームの公式動画をご覧ください!

アリスちゃんアリスちゃん。
お?どうしたんやネトゲ猫?
最近ノベルゲームばっかりやってるアリスちゃんにおすすめのノベルゲームがあるのニャ。
ほう・・・ウチの目は厳しいで?
アリスちゃんは絶対好きだから大丈夫ニャ!今回紹介するPCゲームは「planetarian the reverie of a little planet」!泣きゲー量産期のkeyがおくる名作ノベルゲームだニャ!

「planetarian the reverie of a little planet」ってどんなPCゲーム?

「planetarian the reverie of a little planet(planetarian ~ちいさなほしのゆめ~)」とは、

PC用のノベルゲームです。

このゲームの開発元は「CLANNAD」などの多くの名作ギャルゲーを生み出したといわれるVisualArts/Keyです。

リリース日は、2004年11月29日で、多くのプレイヤーが高い評価をしています。

日本語はサポートされていますので、ご安心ください。

日本語が対応しているのはインターフェイス、フル音声、字幕のすべてです。

また、それ以外の言語では英語のみがインターフェイスと字幕に対応しています。

プラネタリウムでロボットの少女と出会う物語

このPCゲームは、涙なしにはプレイできない多くの感動の物語を生み出してきた

Keyが提供するノベルゲームです。

まさにKeyの名前にふさわしい心を打つ物語が描かれます。

シナリオ担当は、涼元悠一さん。原画・メカニックデザインを担当したのは駒都えーじさん。

音楽が、戸越まごめさんです。

そして、この作品は、エンターテインメント・キネティックノベルという形のコンテンツです。

エンターテインメント・キネティックノベルとは、小説のように見えますが小説でもありません。

また、アニメでもゲームでもありません。

それよりもさらに、感情移入がしやすく高品質なシナリオを楽しむことができるコンテンツです。

感動的なストーリーはそのままに、

美しいグラフィックと、音楽、そして声優さんの演技がプレイヤーの心を刺激します。

決して他のコンテンツだけでは表現できない表現を可能にした楽しみ方がキネティックノベルです。

より深い感情移入で、ストーリーを楽しんでください。

ストーリーの内容と、そのストーリーの舞台となるのは、

宇宙開拓破綻に端を発した世界大戦から30年が経過した世界です。

人々はほとんどが死んでしまい、降り止まない雨だけが地表を濡らし続けます。

突然うけた細菌攻撃によって放棄されてしまったその町は、

「封印都市」と呼ばれて人のいない無人の廃墟となっていました。

廃墟を支配するのは全自動の自立型戦闘機械たち。

そこに主人公である「彼」は、たどりつき、疲れ果てた体を廃墟のビルの中で休ませようと考えました。

そこにあったのは、昔はきっと映し出される満天の星々を眺めて

人の心を癒やしていただろう空間プラネタリウムでした。

驚くことに、そこには彼を受け入れる存在がいたのです。

名前は、「ゆめみ」。ゆめみは、少女の姿をしているロボットで、

プラネタリウムの解説員ロボットでした。

30年の間、たったひとりで誰かが訪れることをただ待っていた壊れかけのロボットゆめみ、

そんなゆめみに言われ、

今はもう動かないプラネタリウムの投影機を再び動かすために修理を彼ははじめます。

修理を続ける中、静かにただしずかにながれていく彼とゆめみの時間。

そして、廃墟に降り続く雨。

そしていつしか再び広がる人工の星空に、ゆめみと彼は何を想うのでしょうか?

これが、このplanetarianのストーリーです。

ぜひ、その結末は、あなたの目で確かめてあげてください。

なんかやる前からすでに泣きそうなんやけど・・・
せめてやってから泣くニャ。

魅力的な二人のキャラクター

このゲームの魅力といえるのは、やはり魅力的すぎるキャラクター達でしょう。

といっても、キャラクターは合計で2人しか登場しません。

それが、主人公と「ゆめみ」です。

ゆめみの本名は、ほしのゆめみです。

ツインテールの可愛らしい少女で、織姫のような印象のキャラクターです。

そして、ゆめみは人間ではありません。

ゆめみとは、世界が廃墟になる前の世界大戦前に、

人間が生産したプラネタリウムの量販型コンパニオンロボットでした。

15歳くらいの少女の形をしていて、人間と見分けがつかないほどです。

ゆめみがいるプラネタリウムは、老舗百貨店「花菱デパート」の本店屋上にありました。

そこで、ゆめみは接客とプラネタリウム投影の際の解説を担当していたのです。

しかし、30年前に戦争が起こり、都市自体が今の状態になってしまいました。

細菌攻撃を受けたことで、人間から放棄されてしまったゆめみとプラネタリウムは、

それから30年間待ち続けるしかなかったのです。

その間、設定初期化も、電源を切るという作業もまったくなかったために、

ゆめみは「お客はそのうちくるもの、スタッフも旅行から戻ってくる」と思い込み続けていました。

ゆめみは、基本ソフトウェアにバグがあるため、

冗長な会話を繰り返してしまい人間と会話がうまくできないこともありましたが、

ガラクタで花束を作ってみたり、涙を流して感情を表に出したり、さまざまな機能を搭載しています。

長い期間、観客と人間たちに愛されていたロボットでした。

登場するキャラクターは、主人公であるあなたと、彼女「ほしのゆめみ」だけなのです。

フルボイスである今作では、

ほしのゆめみをアズリードカンパニー所属の女性声優のすずきけいこさんが、

屑屋(主人公)を、人気男性声優の小野大輔さんが演じています。

なるほど、やたらノベルゲームって言ってたけど、これはもう完全にギャルゲーではないんやな。

様々なメディア展開

「planetarian the reverie of a little planet」には、原作は存在しません。

原作とするなら、このゲームが原作でしょう。

この2004年にリリースされたキネティックのベルを原作として、

ゲームの前日談と、ゲームの後日談を描いたドラマCDと、小説が販売されました。

さらにそれからあとの2016年、WEB配信アニメとして全5話にわけてweb配信が行われました。

そして、同じく2016年には劇場版アニメとして劇場公開が行われたのです。

そのどれもが、高い評価を得ていることからも、

もともとの原作であるキネティックのベルのシナリオが優れていたことがわかります。

これらの作品は、ネタバレになってしまう可能性も高いので、

できるだけ、キネティックノベル版をダウンロードしていただくのがおすすめです。

作品の舞台である封印都市ですが、これは静岡県浜松市中区をモデルとしていると言われています。

どうか、天国をふたつにわけないでください。

steamにも載っているこの言葉を忘れないでください。

映画までやってるんか。すごいな・・・
それだけ素晴らしい作品だってことだニャ。

keyが生み出した傑作泣きゲー!

いかがでしたでしょうか?

今回は「planetarian the reverie of a little planet」をご紹介しましたが、

これこそ日本が生み出した傑作ではないでしょうか。

ゆめみの健気な姿に、壊れてしまう世界の姿に、

そしてプラネタリウムと星の輝きに、

あなたもきっと涙を流すのではないでしょうか。

安価でありながら素晴らしい作品です。是非、プレイしてみてください。

というわけでプレイしてきてもらったニャ。
・・・
どうだったかニャ?
ゲームから映画まで全部見たけど涙が止まらんのわ・・・
気に入ってもらえたみたいでよかったニャ!