「SOMA」助けを求めて海底施設を冒険するアドベンチャーホラーゲームです!深い内容を投げかけてくるPCゲーム!

自分はなぜここにいるのか、何一つ分からないまま助けを求めて海底施設を冒険するアドベンチャーホラーゲームです!本当に自分がしていることは正しいのか生命とは何かといった、深い内容を投げかけてくるPCゲームとなっています(日本語非対応)

まずはこちらのプレイ動画をご覧下さい


提供元: 兄者弟者 様

ホラーゲームはそんなに苦手じゃないけど、ひやひやするねー
そんなこと言ってるけど、全然怖そうじゃないニャ!
もうこっちはガクブルしてるっていうのに!

SOMAってどんなゲーム?


医学実験室で治療のために脳スキャンを受けていた主人公は、目が覚めると謎の海底施設にいました。

何故こんな所にいるのか。

ここはどこなのか。

何一つ分からないまま助けを求めて海底施設を冒険することになる、というストーリーです。

ホラーゲームとしては一種の定番である、理不尽な状況からの脱出ですね。

本作の舞台となるのは、海底にある研究施設PATHOS-II。

高度に発達した文明の様子があちこちに見られますが、

人間が生活している様子はありません。

主人公は施設を歩き回りながら、この施設の意味や何故自分がここにいるのか、という真実を明らかにしていきます。

ホラーゲームという位置づけではありますが、アクション要素は極めて少なめです。

銃を持って敵と戦う、といったバトルアクションに重きを置いている作品ではありません。

敵と遭遇したら全力で逃げましょう。
どちらかと言うとアドベンチャーゲームとしての色が強く、

謎解きをしながら真相を探っていくことがゲームの肝です。

ゲーム開始直後から大量の謎がプレイヤーに迫って来るので、

しっかりとストーリーを理解して一つ一つ解明していきましょう。

敵は恐怖感ではなく寂寥感

一般的なホラーゲームと言うと、お化けやゾンビといった恐怖感を煽る敵と対峙しながら冒険をすることになりますが、

本作はそういった恐怖感を煽る演出は少なめです。
本作の敵は恐怖感ではなく、寂寥感です。

ホラーゲームの主人公は敵に襲われることが多いですが、本作の主人公はむしろ積極的に敵を倒していかないといけません。

それは例えば、人語を理解し自らを人間だと主張するロボット。

感情があり、比較的友好的に接してくれるロボットを自らの手で殺さなくてはいけない場面があります。

そうしなければストーリーが進まないとはいえ、

被害者であることが多いホラーゲームの主人公が加害者に回る場面が少なくないため、

「自分のやっていることは本当に正しいのだろうか?」
という疑問を常にプレイヤーに突きつけます。

こういった疑問を抱えつつ進むのが本作の最大の特徴だと言えるでしょう。

選択肢の重要さに反して、エンディングは1つだけ


本作ではストーリー中に主人公が何度も重大な選択を迫られます。

それは時にストーリーの根幹を揺るがす程の大きな選択肢も含まれます。

しかし、どのような行動を選択してもエンディングに変化はありません。

ただひたすら主人公、そしてプレイヤーは
「自分の判断は果たして正しかったのだろうか?」
という疑問を抱えながら先に進むのです。

ストーリーもイベントで一から十まで語られるわけではなく、

自分で探索してテキストを集めなければ補完出来ない部分が多々あります。

プレイヤー自身が興味を持って本作の世界を知ろうとし、

その上で自分が選んだ選択に後悔しないことが本作を存分に楽しむための条件なのです。

もしテキストの回収が不十分であればストーリーは一部理解出来ない部分がありますし、

選択肢に後悔していればスッキリしない気持ちのままエンディングを迎えることになるでしょう。

敵に対する手段は持たない

本作は薄暗闇の施設の中を歩き回ることになりますが、

当然そこに存在する謎の生物に襲われます。

ホラーゲームの定番です。

しかし他のホラーゲームとは違い、敵を倒すための武器や技術を主人公が一切持っていないのです。

そのため、やるべきことは全力で逃げる。これに尽きます。

幸い敵の索敵能力はそこまで高くはなく、

距離を取って物陰に隠れればやり過ごすことはそう難しくありません。

とは言え、暗闇の中でグロテスクな形をしたクリーチャーと目が合ったらやはり怖いですが……。

敵は主人公を襲うために存在している生物ではないので、必ずしも襲ってくるとは限りません。

興味深そうに主人公を見つめる敵や、主人公を無視して気ままに行動する敵もいます(敵意を見せると襲われます)。

一言で敵と言ってもそれぞれAIや対処法の違いがあるため、敵に合わせた攻略法を考えていくのも面白いところです。

また、ストーリー的な意味でも敵にはそれぞれ性格なようなものがある、と考えさせられる部分ですね。

コンセプトとして、本作は敵と戦うことが目的ではないため、全編通して敵と遭遇する機会はそう多くありません。

他のホラーゲームと比較するとその少なさに物足りなさを覚える人もいるでしょう。

いつ殺されるか分からない恐怖感と戦うのではなく、

ストーリーをより味わいやすいように作られていますので、

敵とのバトルアクションを楽しみたい方はご注意ください。

まとめ

ホラーゲームの定石から大きく離れ、斬新なストーリー展開が人気な作品SOMA、いかがでしたでしょうか。

ホラーゲームではあるものの恐怖を与える要素は控えめなので、

ホラーゲーム慣れしていない方や初心者の方に入門的に楽しめる作品です。

その分ストーリーは非常に濃く、プレイヤー自身に疑問を投げかけるような作りになっていますので、

是非とも全てのテキストを回収して、本作の謎を解き明かしてみてください!

ホラーゲームではあるけどストーリー重視のsteamのゲームだニャ!
アクションは苦手だけど怖いのが好きな人にはおすすめだよ!