歴史のあるミニチュアゲーム「Warhammer」の世界観をベースにしたPCオンラインゲーム!オンラインでの協力プレイもできるので友達と一緒に遊ぶこともできます!ダークファンタジーな世界観で生々しい戦闘が繰り広げられるおすすめネトゲです!
目次
まずはこのおすすめPCオンラインゲームの公式トレーラーをご覧下さい!
街に溢れたネズミ切り刻め
『Warhammer:End Times-Vermintide』は
ミニチュアゲーム「Warhammer」の世界をベースとした近接戦闘主体のFPSです。
中世ヨーロッパにも似た世界には暗雲が立ち込め、
街には巨大ネズミがうようよしています。
プレイヤーはこの世界を救うヒーローとなって
邪悪なネズミたちを切ったり撃ったり潰したりして
血路を開いていくことになるのでした。
歴史あるミニチュアゲームの世界
本作は「ウォーハンマー」という1983年から始まった
ミニチュアゲームの世界観をベースとしています。
ウォーハンマーは特に海外人気が高く、
重厚で複雑な世界観やキャラクターのディティールなどが魅力的で
確固たる地位を築いている形です。
ミニチュアゲームだけでなくPCゲームへの進出も著しく、
これまでにもターン制ストラテジーの『トータルウォー』シリーズとして
『Total War: WARHAMMER』やSF的なウォーハンマーの世界をベースとしたRTS
『Warhammer 40,000: Dawn of War』などが発売されてきました。
ウォーハンマーという言葉に馴染みが無かったとしても
これらの作品の画像を見るだけでそのハードコアっぷりは十分に伝わるはずです。
正に血と汗と筋肉、それから鉄と汚らしい何かが凝集したような世界観なので
ビビッと来る方には衝撃が走ること間違いないでしょう。
開発会社はFatshark
本作を手がけるのはFatsharkというスウェーデンで活動する会社です。
この企業は開発だけでなく販売も行っており、2007年に設立されました。
そして代表作が本作の『Warhammer:End Times-Vermintide』となります。
彼らは「WE LOVE COOPERATIVE GAMES」と表明しており、
この意味は「私達は協力対戦系のゲームが大好きです」というものとなります。
Cooperative gamesというのは通称「COOP」と呼ばれ、
人間同士が協力してCPUに立ち向かっていくゲームです。
そしてこの表明通り、トップビューなディフェンスゲーム『Bloodsports.TV』や
COOPを実装したTPS『Lead and Gold: Gangs of the Wild West』
それからCOOP用にデザインされたRTSの『Kratel』といった作品をリリースしてきました。
全ての作品がCOOPを実装しているわけではありませんが、
その多くにCOOPが重視されているのが分かる傾向にあります。
舞台は「The End Times」
ウォーハンマーの世界をベースとした作品なのですが、
より正確に言うなら、タイトルにあるように
本作ではウォーハンマーの「The End Times」という時代をベースとしています。
ウォーハンマーの世界における歴史は長大なものとなっており、
中でも世界の終焉を告げる時代なのがThe End Timesなのです。
予言には「長き眠りより三つ目の王が目覚め、狂気と怒りの軍団を率いるだろう」と記されており、
それは帝国歴2519年から始まるとのこと。
旧世界の人間は絶望と希望を抱きながら最後の抵抗をしつつ滅び行くことになります。
(ちなみに帝国歴というのはImperial Calenderと呼ばれるウォーハンマー内の年号です)
何とも壮烈な時代ですが、ゲーム内の年代は帝国歴2523年となっています。
The End Timesが始まってから4年後の世界というわけですね。
そんな世界でプレイヤーが実際に活動するのは中程度の規模を誇る都市「Ubersreif」となります。
この都市には主にヒューマンとドワーフが住み、人口は約3,500名とのこと。
ですが世界が終末に向かう影響なのか、
都市にはスカーベンという巨大なネズミの種族が巣食う様になってしまいました。
さあ今こそ我が物顔で住人の代わりに街をうろついているスカーベンを
切ったり殴ったりする時です。ぶちのめしてやりましょう。
4人協力のCOOP
本作はゲーム性でいうと『Left for Dead2』のようなものとなります。
無数に湧くゾンビならぬスカーベンを倒しつつラッシュを乗り切り、
その都度提示される目的を達成しながら先へ進んでいく形です。
スカーベンには色々なタイプがありプレイヤー側の協力体制を崩そうとしてくるものもいます。
このあたりもLeft for Dead2的なので
同作をプレイ済みの方なら直ぐに慣れることができるかもしれません。
ただもちろんLeft for Dead2「的」であるだけで、色々な部分は異なっています。
まずダークファンタジーな舞台なので装備は斧や盾、
それから旧式の単発銃など独自色の強いものになっていますし、
描画のクオリティもより高いといえるでしょう。
また敵がゾンビでなく架空の存在とはいえ
生きているスカーベンという種族なので生々しさは段違いです。
リアリティのあるネズミたち
本作の特徴としてはより敵の挙動が細かくリアリティがあるという点です。
生き生きとこちらへ向かってくるところを斧でざっくり切るとひるみ、
また肉体に刃が食い込む感触などもよく表現されています。
雑魚敵をシールドで押しのけると後ろへ転倒するのですが、
その倒れ方が弱弱しく何だか少しかわいそうに思ってしまうかもしれません。
それも表現がリアルであるからこそ抱ける印象なのです。
またスカーベンを斬る箇所によってはぽんぽん切り離すことができ、
ラッシュ時の戦闘はかなり表現は苛烈なものとなるでしょう。
すぱすぱぽんぽん首だの腕だのが飛んでいくのである意味一見の価値ありです。
5人のヒーローと3つのスタイル
本作で操作できるのは5人のヒーローと、それぞれに備わった3つのスタイルです。
キャラクターとスタイルについて見ていきましょう。
Bardin Coreksson(Dwarf Ranger):筋肉に身を包んだモヒカン頭のドワーフ
・Ranger Veteran:ボウガンを操る間接攻撃特化
・Ironbreaker:防御を極限にまで高めた形
・Slayer:両手に片手斧を装備した近接攻撃特化
Kerillian(Waywatcher):マスクに身を包んだ女の子
・Shade:ステルス特化
・Waystalker:弓矢を使うレンジャー的な存在
・Handmaiden:槍を装備し近接攻撃に特化
Victor Saltzpyre(Witch Hunter):不健康そうなおじさん
・Bounty Hunter:近接と間接のバランスが取れたスタイル
・Witch Hunter Captain:格闘特化な魔女狩りの隊長…
・Zealot:聖なる怒りで敵を粉砕する鈍器使い
Sienna Fuegonasus(Bright Wizard):燃えまくりおばさん
・Battle Wizard:AoE攻撃が得意な魔法使い
・Pyromancer:単独の相手に強い放火魔
・Unchained:武器に火属性を付与して戦う近接攻撃特化
Markus Kruber(Empire Soldier):ロンゲな騎士
・Fot Knight:全身を装甲で包んだ騎士
・Huntsman:ロングレンジからの攻撃が得意
・Mercenary:攻撃と防御のバランスが取れた格闘主体のスタイル
このように同じキャラクターでもスタイルを変えると全く異なるプレイ感となるでしょう。
そのため実質5×3の15キャラクターが存在すると考えても良いかもしれません。
プッシュでよろめかせて戦況を有利に
本作ではプッシュという非常に強力なアクションが存在します。
これは一部の武器を除きほとんどの武器で可能なアクションで、
その名の通り敵を押すことができるのです。
押された敵はひるみ倒れこんだり吹き飛んだりするため、
こちらの態勢を整えるときにも攻撃し続けるときにも有効なアクションとなっています。
なおプッシュには武器に設定されている
プッシュパワーによって効果が異なる点に注意しておきましょう。
例えば盾を装備したキャラクターのプッシュパワーは十分に高いため非常に強力です。
豪快で爽快感のあるPCオンラインゲーム
『Warhammer:End Times-Vermintide』はウォーハンマーの世界を舞台とした協力対戦系のFPSです。
敵となるスカーベンをばったばったと切り倒しながら
提示される目標をこなしていきステージをクリアしていきます。
特に敵をよろめかせたり切り刻むときのリアリティが強く、
大群を倒すときには大きな爽快感を感じることでしょう。
ただ余りにも生々しいので少し残酷表現が強いと感じるかもしれません。
フレンドと一緒にCOOPなFPSゲームで遊びたい方におすすめのPCオンラインゲームです。