人気小説として今でもファンの多い王道ファンタジー「ロードス島戦記」が面白いオンラインゲームとなって登場!パーンたちと共に冒険に出かけよう!2DMMORPGやクリックゲーというなじみ深い操作性は親しみやすい!無課金で楽しめるのでおすすめ!
目次
王道ファンタジーな雰囲気をまずはチェック!
おすすめMMORPG「ロードス島戦記オンライン」とは?
「ロードス島戦記オンライン」は、
2016年2月24日に株式会社ゲームオンにより正式サービスを開始されたMMORPGです。
ゲームジャンルは、ネオクラシックMMORPG。
見下ろし型の2DMMORPGで、ネットゲームの黎明期に流行したスタイルを採用しています。
ゲームオンが運営するゲームポータルサイト「Pmang」でダウンロードすることができます。
累計1000万部超のベストセラー小説『ロードス島戦記』のストーリーをベースとし、
製作発表時、『ロードス島戦記』の当時の購買層から大きな期待を寄せられ、
株式会社メディアクリエイト発刊のオンラインゲーム白書で
今後遊びたいタイトルで堂々の1位に輝きました。
人気小説が元ネタ!ロードス島戦記とは?
まずは、今作の舞台・ストーリーの下地となるロードス島戦記についてご紹介します。
ロードス島戦記は、初めパソコン雑誌コンプティーク誌上で、
グループSNEにより行われたTRPG「Dungeons & Dragons」の紹介記事として
掲載・発表された作品です。
「TRPG」とは、テーブルトーク・ロールプレイングゲームと呼ばれるアナログゲームの一種で、
ゲーム機などの機械を使わず、紙や鉛筆、ダイス(サイコロ)といった道具を用いて、
物語に出てくるキャラクターをロールプレイしながら育成して遊ぶゲームです。
紹介記事は、TRPGのプレイ風景の小説化(リプレイ小説)という形式で書かれ、
その王道ファンタジーな世界設定・キャラクターが人気を得て
第3部まで続く人気シリーズとなりました。
その人気により、元は誤解からキャラクターデザインされたヒロイン
ディードリットのビジュアルにより「エルフは華奢な金髪で長い耳」というイメージを決定づけ、
それが各種の漫画やゲームを通して日本発で世界に再輸出されたと言われています。
その後、1988年には水野良氏によって角川スニーカー文庫よりファンタジー小説として出版され、
ベストセラーとなりました。
1991年、1998年にはテレビアニメ化、
1992年には家庭用ゲームソフトが発売されるなど、メディアミックスの先駆者となった作品です。
日本におけるメジャーTRPGであるソードワールドRPGなどにも大きな影響を与えた他、
2000年台には日本における物語論・ライトノベル論の第一人者である
大塚英志氏の著書で紹介されるなど、後のサブカルチャーの発展に貢献しました。
この人気PCゲームは、そんな人気小説にもなった作品のオンラインゲームなのです。
PCゲームを盛り上げる魅力的なキャラクター!
『Dungeons & Dragons』 が原作のゲームというと、
Steamなどで配信されている『Neverwinter Nights』シリーズなど
原作の街や国を舞台としたゲームが有名ですが、
ロードス島戦記および 「ロードス島戦記オンライン」の舞台となる
「ロードス島」は、 グループSNEオリジナルの舞台設定です。
元は様々なTRPGで遊ぶために用意された舞台であり、
何度もプレイされたことで膨大な設定がある世界です。
『ロードス島戦記オンライン』では、
原作1巻「灰色の魔女」から始まるストーリーが原作者・水野良氏の監修により
MMORPG化されています。
ファンにとって嬉しいのは、原作に登場した魅力的なキャラクターがNPCとして登場すること。
初出から30年近くの時を経て、
今作のストーリーを彩ることとなったNPCたちを、ごく一部ですがご紹介します。
パーン
『ロードス島戦記』1巻~5巻の主人公を務めた冒険者です。
いつの日か英雄となることを夢見ながらも、
物語の開始時は千年王国アラニアの辺境・ザクソンで
護衛や警備の仕事を請け負い生計を立てています。
正義感に溢れ、熱い心を持つ彼は人に慕われますが、
たまにそれが裏目となり利用されてしまうこともあります。
ディードリット
『ロードス島戦記』のヒロインを務めたハイエルフです。
風切羽のような長い耳が特徴的で、森の中で動物や精霊と戯れて暮らしていました。
しかし、パーンや主人公たちとの出会いにより、
緩慢ながら滅びの一途を辿る一族に疑問を持ち、冒険の旅に出ることになります。
ウッド・チャック
アラニアの首都・アランの盗賊ギルドに所属していた老獪な盗賊です。
22年間の投獄を経て、恩赦で開放されました。
ブランクはあれど、その世俗的知識の豊富さと、情に厚く自分なりのプライドを持った一面、
そして金銭に固執する盗賊らしさが人気のキャラクターでした。
今作では、彼ら原作で活躍した冒険者がNPCとして登場し、深くストーリーに関わります。
ストーリーとの密接な関わりは、公式サイトに「7番目の冒険者は君だ」と書かれているほど。
プレイヤーは、パーン一行の「7番目の冒険者」として冒険の旅を楽しむことができるのです。
2DMMORPGにクリックゲー!馴染みやすいシステム!
ネオクラシックMMORPG をジャンルに掲げる今作は、
オーソドックスな見下ろし型の2DMMORPGです。
クリックで移動、対象の指定を行ういわゆる「クリックゲー」で、
このタイプのMMORPGに慣れた人には馴染み深い操作感となっています。
ショートカットキーで発動できるスキルの強さに直結するのは、スキルポイントの割り振りです。
「バニッシュメント」や「武器習熟:片手剣」といったスキルにはレベルがあり、
有限のスキルポイントをどのスキルにどれだけ割り振るかでキャラクタービルドに差が生まれます。
また、冒険者がレベル20になると、
各職業のスキルマスターからクラスチェンジクエストを受けることができます。
たとえばシャーマンならば、精霊魔法による攻撃や回復が得意な「エレメンタリスト」と、
弓を使った攻撃や風魔法による継続ダメージを与えることが得意な「レンジャー」になれるなど、
クラスチェンジ先によって、かなりプレイ感が変化します。
また、特定のクエストを進行することで、
冒険者ギルドに書見台やソファーなどの家具が設置されるといったコレクション要素もあります。
ハウジング要素もあり、各プレイヤーには、
プライベート空間として「木漏れ日の庭」が与えられます。
木漏れ日の庭には、パーンやディードリットを始めとしたキャラクターたちが訪れてきてくれ、
特に原作のファンには嬉しい要素となっています。
こちらで、ペット要素であるパペットとともにゆっくりと過ごすのも楽しいかもしれません。
2017年12月13日には、アップデート「精霊王」が実施されました。
このアップデートは、40人での高難易度レイド「灼熱の狂風」や、
フィールドボス・カーラ、そしてキャラクターのレベルキャップが120まで解放されるなど、
大規模なものとなっています。
また、同時にレベル10からレベル100までの成長速度がアップし、
初心者でもエンドコンテンツを楽しみやすくなりました。
人気小説の面白いオンラインゲーム!
公式サイトでは、「ロードス島全図」というマップが公開されています。
こちらの各ロケーションをクリックすると、
ミノタウロスに関係したある悲しい出来事を理由に建てられた「三角州の離宮」や、
幾人もの人が姿を消す――これは一説によれば古代エルフの呪いによるもの――アラニア南部の
「帰らずの森」など、ロードス島戦記を知らない方でも
想像を掻き立てられるような世界設定が書かれています。
少年時代ロードス島戦記に熱中した人はもちろん、
TRPGが好きな方、そしてファンタジーが好きな方におすすめしたい人気PCゲームです。