どこまでもリアルで生活感のある本格的MMORPG!一般的なPCゲーム界隈とは大きく異なり、ほとんど現実と同じくらいの手間がかかるくらいのリアルさが特徴!また、1人で出来ることは限られており、人との関わり合いや協力関係も重要な要素です。リアルなサバイバルゲームが好きな人はハマるであろうおすすめPCオンラインゲームです!
目次
まずはこのおすすめMMORPGのトレーラーをご覧ください!
ゲームというより生活環境
ゲームというのものはあらゆる手間を簡略化し
ルール化することによって成立しているものです。
モンスターを倒せばなぜか金貨を落としますし、
店売りのポーションの在庫は尽きることがなく、
また怪我だって一瞬で治ってしまいます。
改めて考えるとゲームと現実の世界はかなり乖離しているといえるでしょう。
そんなゲーム世界に一石を投じるのが本作『Life is Feudal』です。
このオープンワールドなサバイバルゲームはゲームらしい簡略化を最低限に留め、
ほとんどの手間を現実世界のようにかけなければいけません。
最早本作はゲームというよりリアルライフシミュレーターと銘うった方が適切といえるでしょう。
リアルな生活をしてみたい方にとってはたまらない作品となっています。
人気のオープンワールドのサバイバルゲームでは「ARK: Survival Evolved」もおすすめ!
2つのバージョンが存在するMMO
『Life is Feudal』には『Life is Feudal:MMO』と
『Life is Feudal:Your Own』の2つのバージョンがあります。
基本的にMMOがYour Ownの拡張版であり、
Your Ownはその名の通りより自分で設定できるようになっています。
自分でサーバーを立て小規模のコミュニティで遊ぶならYour Ownで十分です。
ただYour Ownの最大プレイヤー人数は64人で
マップサイズが3キロ平方メートルなのに対し
MMOでは10,000人かつ21キロ平方メートルとなっています。
またMMOではギルドを設立したり取引なども可能なので、
より本格的な生活をしてみたいならMMOバージョンで遊ぶと良いでしょう。
家は土地の整地から
『Life is Feudal』がどれほど本格的なのかは家を建てることで理解できるはずです。
現実世界で家を建てるときにまず何をするかというと、それは整地です。
地盤が斜めになっていては家を建てることができないのは
当たり前と言えば当たり前なのですが、
本作でも家を建てる前にきちんと整地しなければいけません。
普通のMMOであればそもそも土地の高度を操作するということはできないものですが
本作ではできるのです。
本作の土地は通常が面を見る限り境界線はありませんが、
オブジェクトを設置したりするときにはマス目上となります。
もし家を建てようとしたなら、建造に必要なマス目分の土地を
同じ高さにそろえなければいけません。
高さは11.5や12.3のように表示されるので、
適当な高さを決めて同じ数値へとならしていきましょう。
高さ調節が済んだ後、最後に平坦にするコマンドを使うことで
やっと土地がその高さで平坦化します。
やっと整地が終わったら、そこからが本番です。
というかまだ何も始まってはいません。
家を建てるコマンドを平坦な土地で行うと、今度は家の材料を集めなければいけないのです。
もちろん材料が手軽に集まるわけもなく、今度は地道な収集作業が始まります。
苦行といってしまえばそれまでですが、
プレイヤーの努力は確実に反映されるのも本作の面白い点です。
その踏みしめている土地は正にプレイヤー自身が整地した土地であり、
これから集める材料の1つ1つは間違いなく家の材料であり、
その先には憧れのマイホームが待っています。
さあ丸太を担ぎましょう。
お腹が減る系のPCオンラインゲーム
サバイバル系のMMOでも採用されることの多い「空腹度」の概念ですが、
これは本作にも導入されています。
画面左下の緑色のバーが空腹度ないし満腹度を示すゲージで、
これは時間経過と共に現象していくので適宜回復しなければいけません。
ゲージが枯渇してしまうとスタミナの回復量が無くなり体力が消耗していき、
やがて死を迎えることになるでしょう。
といっても実はそこまでシビアな話というわけでもありません。
なぜならそこら中に生えている木などの植物から
簡単に食物を採取することができるからです。
例えばヘーゼルの木があればナッツを採集することができるでしょう。
空腹度を採用するゲームではしばしば食料の枯渇が大問題になるものですが、
本作では意外と簡単に解決できたりします。
なお最初から魚釣りをしたり動物を狩るのは難しいでしょう。
道具を揃える必要がありますし、必ずしも良い結果を生み出せるわけでもありません。
さんざん苦労した結果、獲物を獲り逃してしまったら
正に苦労が水の泡となってしまいます。
まずはナッツを主食とすると良いでしょう。
スキルシステムはシンプルかつ長い道のり
本作にはスキルの概念があり、簡単なツリーで表現することができます。
大本となるスキルは
「Artisan(職人)」「Nature’s Lore(自然の知識)」「Hunting(狩猟)」の3つで、
それぞれから様々なスキルへと派生していく形です。
そしてスキルレベルは100まで上げることができ、
0・30・60・90・100の時点でできることが増えていきます。
例えばNature’s Loreから派生するFarming(農業)のレベル0では
野草を収集したり水を注ぐといったことができますが、
レベル30になると小麦・豆・たまねぎ・人参・亜麻の種を巻くことができるようになるのです。
なおこの例のように派生スキルのレベルを30にするには
前段階のスキルのレベルがもう一段階上のレベル60に到達している必要があります。
つまりFarmingをレベル30にしたい場合、
前段階のスキルであるNature’s Loreのレベルは60にしておかなければいけないということです。
そのため高度なスキルになるほど習得までの時間はかかることになります。
そしてまたスキルポイントの上限についても注意しなければいけません。
スキルポイントの上限が生み出す社会
本作では基本的に400をスキルポイントの上限としています。
それに加えステータスのIntellect(知性)が1ごとに2ポイントの上限を加算する形です。
(例えばIntellectが10あるならスキルポイントの上限は420ということになります。)
またIntellectが高い値だとしても全てのスキルを取得できるほどにはならないでしょう。
そしてこの点こそが本作を特徴付けるポイントとなっています。
例えば強力な武器は
Artisan→Materials Preparation(材料の加工)→Smelting(精錬)→Forging(鍛冶)
と進んで始めて作り出すことができるようになります。
このForgingのレベルを上げるだけでも一苦労なので、
他の基礎スキルを始点とするAlchemy(錬金術)やCooking(料理)
といったスキルを取得することはまずできません。
ですが他のプレイヤーの中にはAlchemyやCookingを習得している方がいるはずです。
もし彼らの秘薬やおいしいシチューが欲しいなら、協力関係を築くことになるでしょう。
スキルポイントに上限があることは、
自然と1人のプレイヤーだけでは全てをこなすことができないという状況を生み出します。
そして自分にできない事が他のプレイヤーにとってはできることだったりするのです。
この関係性は正に社会的といえるでしょう。
互いにそれぞれができないことをやってもらうことで
始めて成立する生活という営みが、正にここにあるわけです。
最早本作はゲームというより1つの生活の場といった方が相応しいかもしれません。
ハマる人はどこまでもハマる人気ネトゲ!
『Life is Feudal』は10,000人が接続可能なオープンワールド形式のサバイバルゲームです。
家を一つ作るにも整地から始めなければならず、
材料の収集には苦労することになるでしょう。
ですが着実に歩を前に進めることができ、得た経験は確実に自身の力となります。
プレイヤーにはスキルポイントの上限が課せられているため、
自然と他者の手を借りることになるかもしれません。
もちろんソロでどこまでできるのかを試してみるのも面白いプレイングとなるはずです。
『Life is Feudal』という世界でどのような社会を形成していくのか、
またその社会で自分はどのような存在となれるのか、
そういった事が問われる奥深いおすすめMMORPGとなっています。