To The Moonの続編がsteamに登場!感動的な物語が魅力のツクール製RPG!

RPGツクール製にかかわらず世界中で高い評価を獲得しているPCゲーム「Finding Paradise」死の淵にある人物の記憶に入り、その人が果たせなかった夢を叶えるという涙腺を刺激されること間違いなしのPCゲームです!ドット絵が好きな人やこのシリーズが好きなあなたにオススメの名作RPGです!

まずはこのPCゲームの公式動画をご覧ください!

なんだか優しい雰囲気が漂うゲームね
このゲームは「Finding Paradise」と言ってRPGツクールで制作されているドット絵のアドベンチャーゲームなんだニャ
RPGツクールなら私も知っているわ!あのソフトでここまで作れるのね
ここではそんな名作ツクールゲームである本作をじっくり紹介していくニャ!

Finding Paradiseってどんなゲーム

Finding Paradiseは「To the Moon」の続編となるアドベンチャーゲームです。

続編と銘打たれていますが、前作とは完全に独立したPCゲームになっているため、

このPCゲームからプレイし始めても問題はないようです。

とはいえ基本的なシステムやストーリー、設定や主人公などは前作をベースにしているため、

過去作をプレイしていたほうが分かりやすいと言えるでしょう。

それに前作は世界的にも人気を博したゲームであるため、

一度はプレイしておいたほうが良いかもしれません。

本作の舞台となるのは近未来です。

主人公はシグムントコーポレートの社員、エヴァ・ロザリーンとニール・ワッツの2人組です。

死に際の人間のやり残した願いを叶えるというのが2人の仕事で、

専用のマシンを使って、患者の奥底に眠る想いを探り、記憶改変を行っていくという設定です。

何とも言えない感動的なストーリーがこのPCゲームの最大の醍醐味であり、

非常にクオリティの高いアドベンチャーゲームと言えます。

それに加えて記憶を探るパートにおいては、RPGの要素が盛り込まれています。

前作にもRPGの要素はありましたが、

このPCゲームではより楽しんでもらえるようにパワーアップが施されています。

前作を面白いと感じた方なら、このゲームも楽しめると思います。

前作を遊んでいなくてもプレイには支障ないからここから入っても大丈夫ニャ!

記憶探索パートについて

Finding Paradiseのメインとなるのは記憶探しのパートです。

記憶の中には様々な登場人物やイベントなどが存在しており、

アイテムを集めると次のステージへ行くことができます。

RPGの要素はありますが、武器やレベル上げの概念はありません。

戦闘もほとんどなく、記憶を探しながら物語を進めていくことになります。

なお途中でパズルゲームが出てくることもあり、この謎を解くと次に進むことが可能となっています。

雰囲気とマッチしたグラフィック

Finding Paradiseのグラフィックはドット絵になっています。

このPCゲームよりもクオリティを増したドット絵が特徴的で、

神秘的で幻想的な世界観やストーリーによく合っています。

ドット絵で紡がれる演出が感動的な効果をもたらしており、

風景や背景なども神秘的で幻想的なものになっています。

ドット絵でありながらアニメーションはスムーズで、

レトロな雰囲気が好きな人なら惹きこまれることでしょう。

グラフィックに加えて音楽も世界観にマッチしたものになっています。

ピアノを基調とした音楽の数々は物語を彩るのに一役買っています。

シナリオライターを務めているGao氏は作曲家の一面も持っており、

作中で使われている音楽のいくつかはGao氏が作ったものです。

このゲームのBGMは一生記憶に残るほど良いらしいわよ

物語も考えているからこそ、世界観に合っている音楽を生み出すことができるのでしょう。

物語とドット絵、音楽など、これらの要素が合わさることで、

このPCゲームの独特な世界観は生みだされていると言えます。

別作品の主人公も登場

Finding Paradiseの患者として登場するコリンは、

「A Bird Story」というアドベンチャーゲームの主人公です。

作者が同じで、「A Bird Story」というゲーム自体、発表当初は「To the Moon」のパート2とされていました。

実際のところ、明確な繋がりは作中でははっきりとは描かれていません。

しかしながらこのPCゲームにおいて、「A Bird Story」の主人公コリンが患者として登場したことで、

繋がりは合ったのだと示唆されています。

「A Bird Story」は主人公コリンが紙飛行機で空を飛ぶというどこかファンタジーめいた世界観になっており、

飛ぶことができない小鳥との物語が描かれたアドベンチャーゲームです。

文章が一切登場しないという独特の演出を採用しており、

2DのグラフィックとBGMだけで物語を描くという幻想的な作品になっています。

本作は文章が一切登場しないわけではありませんが、

「A Bird Story」で使われたようなどこか幻想めいた演出は採用されています。

「A Bird Story」との繋がりはあるものの、プレイしなくても問題はない作りになっています。

ただコリンについて深く知るためにはプレイしておいたほうが良いでしょう。

「A Bird Story」もかなりの名作だから気になる人はぜひプレイして欲しいニャ!

ボリュームは前作以上

Finding Paradiseのボリュームは前作をはるかに上回っています。

大体前作の2倍以上のボリュームを誇っていると言われています。

このボリュームにより、前作よりも細かな部分に力を入れることができています。

具体的にはシーンが増えることで、キャラクターに感情移入しやすくなっています。

それに加えてストーリー量を増やすことで、過去の記憶の細部を語ることができるようになっており、

印象的なシーンも大幅に増えています。

ストーリー重視のゲームであるため、細部を語ることができるというのは1つの強みになっています。

そのうえ、RPG要素があることで、記憶を探す楽しみもあります。

このように倍以上のボリュームになったことで、面白さも倍になっていると言えます。

ツクール系ゲームで数少ない世界から絶賛されたゲームだから一度遊んでみて欲しいニャ!